Money Think

お金について、勉強した事、実践している事などざっくばらんに綴ります

松井証券がポートフォリオ提案サービス開始!資産運用も自動運転の時代に?

こんにちは。健四郎です。

 

影響力の武器を読み解くシリーズの途中ですが、気になるニュースがあったのでご紹介します。

 

すでに多くのインデックス投資家の話題になっていますが、松井証券投資信託の取り扱いとポートフォリオ提案サービス「投信工房」を11月末に始めるようです。

 

www.toushin.com

 

 

なんといっても衝撃なのはその信託報酬の安さでしょう。

ロボアドバイザーによって提案されるモデルポートフォリオのトータルコストは何と平均0.35%/年です!!

これは信託報酬の低いノーロード、インデックスファンドの90銘柄から選択し提案される事から来ているようです。

 

他にも似た様なロボアドバイザーサービスは存在するものの、手数料無料で、ここまで徹底して低コストなサービスは今のところないのではないでしょうか。

 

また、現在特許出願中だという「リバランス積立」にも期待が高まります。

 

 

以前、このブログでも「怠け者でも出来る!資産運用方法」という記事で、本業への影響を最小限に抑えながらほったらかし投資が出来る方法として、実践中のインデックス投資についてお話ししました。

 

moneythink.hatenablog.com

 

基本ほったらかしで出来る資産運用方法なのですが、上の記事で触れている様に頻繁ではないもののリバランスだけは定期的にしないといけません。


投資を始めた最初の頃は意気揚々と出来ると思いますが、時が経つと面倒に感じたり忘れていたりしがちではないでしょうか。


資産クラスが増えるとまたさらに面倒に感じたりすると思います。

 

現状このリバランスを外注するには、バランスファンドでポートフォリオを組むか、ラップ口座などを利用するなどの方法があります。

 

しかしながら、ラップ口座はだいたい2、3%ほど、インデックス型のバランスファンドでもざっくり0.5%〜0.7%くらいは実質コストがかかっています。

 

それを別途手数料無料の平均0.35%/年という低コストでリバランスしてくれるなら、かなり魅力的ではないでしょうか。(実質コスト平均がいくらかは不明なものの)

 

ライフスタイルの変化に伴うポートフォリオの調整は、さすがに自分で考えると思いますが、ほぼ半自動運転で資産形成をすることが出来る様になるのではと期待しています。

 

また、記事中にある90年代末に投信ビジネスから撤退した経緯などを見る限り、顧客ファーストの好感も持てます。

 

 

今ある口座から移動するには中々面倒なところもあるので、すぐにこちらで検討する事はないと思いますが、これからインデックス投資を始める人にはいいニュースではないでしょうか。

 

今後も動向を注視していきたいと思います。