初めての確定申告のやり方〜会計知識ゼロで簡単にできる3ステップ〜
こんばんは、健四郎です。
だんだん気温が上がってきて、花粉も飛びまわり、春が近づいているのを感じますね。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
事業や投資をしている人にとっては、この時期は確定申告に苦しめられている頃かと思います。
僕も今回が初めての確定申告で、結構苦労しました。
ただやってみると意外と出来るもので、3月を待たず消費税還付申告も含めて完了することができました。
昨年末に税理士さんにお願いしようとしたら、20万!と言われましたので我ながら中々いい仕事したと思います(正しくできているかは保証できないw)
そこで今回は、備忘録も兼ねて初めての確定申告をするのに何が必要だったか、どういう手順を踏めば迅速に効率的にできるか、3ステップでまとめます。
※税理士じゃないので、専門知識ではなく経験を元に効率的だと思うやり方をご紹介してます
初めての確定申告〜ステップ1 会計ソフトを使う〜
今回は確定申告にフォーカスした内容なので、開業届などの準備部分はできた状態を想定して書いています。
まずはじめに必要なのは会計ソフトです。
人気なのはfreee、マネーフォワード、弥生会計あたりです。
ネットで検索すると多くのアフィリエイトサイトがわかりやすく各会計ソフトを比較してくれていますので、各自の優劣はそちらに譲ります。
僕はfreeeを選択し、月額1980円のスタンダードプランを選びました。
理由としては、会計知識がなくても簡単に出来るという触れ込みと、個人の口座は以前からマネーフォワードを利用していたので、ちょっと気分を変えてみたかったからです。
結果として会計知識ゼロの僕でもできたので、広告通りということではないでしょうか。
口座は太陽光発電を始める前にあらかじめ事業用口座として、楽天銀行の口座を作っておきました。
後から振り返ると、口座を分けていたのは大正解です。
基本的なことですが、プライベート資金の入出金をいちいち分けていかなくていいので、かなり楽になります。
freeeのスタンダードプランは電話サポートと税務調査サポート保証はないですが、その他の基本的な機能はついています。
チャットのヘルプセンターは対応も非常に丁寧で助かりました。
(ただ、毎回サポートの受け手が変わるので、前回メールで共有した前提事項が伝わってなかったりはあります。やり取りの履歴をメール下部に貼り付けるとスムーズでした)
まずこれで準備は完了です
ステップ2〜青色申告会を活用しよう〜
次に青色申告会に入会しましょう。
青色申告会とは、個人事業主を中心として組織される納税者団体で、記帳相談や指導を受けることができます。
会費も非常に安く、地域によって違いますが僕の入った近所の申告会は月額1250円ほどでした。
年間15000円で、記帳相談も個別でかなり丁寧に教えてもらえますし、まだ事業規模がそこまで大きくないうちは税理士さんに頼むより相当安くできます。
僕も年末に知り合いのツテで訪ねた税理士さんに教えてもらい、その足ですぐ入会しました。
がっつり3、4時間、飛び込みにも関わらず開始残高設定から何まで手取り足取り教えてもらえました。
正直、有料クラウド会計ソフトと、青色申告会の指導があれば、わざわざ自分で一から本買って勉強するより圧倒的に早くできます。
また、青色申告会費は経費で落とせます。
ステップ3〜初めて確定申告するサラリーマンが最速で申告書を作る手順〜
さて、ここまでのステップを踏まえ、初めての確定申告を自分でやる人にオススメの手順をまとめていきます。
1.freeeでネット検索しながら自分で記帳
→記帳方法は会計的に正しくても、使用してる会計ソフトでどう入力するのかが微妙に違いますので、「○○ freee」といった感じで検索して行くとわかりやすいです。
2.不安なところをfreeeサポートデスクで聴く
→許可を出せばサポートデスクの人が遠隔でデータをみてどこが間違っているかアドバイスくれます。ただし、個別の会計判断など基本的なこと以上は対応できません。
ここで解消されない事は申告会で聴きましょう。
3.青色申告会でチェック
→ここまでの手順で分からなかった点を教えてもらいます。
また、出来上がった確定申告書をチェックしてもらいます。
この時、サラリーマンの方は住民税を自分で納付するにチェックを忘れずに!
(会社で納付にすると、当然サラリーマンだけの所得額とズレたものが通知されるので、バレますw)
OKならそのまま申告会に提出し、青色申告会から税務署に代理送信してもらいます。
(控えに青色申告会の受付印を貰って原本は渡します)
この順序で繰り返せば、効率的に学びながら素早く確定申告を作成・提出できると思います。
また、これは勝手な期待ですが青色申告会を通して出す事で、税理士さんに頼んだ時と同じようにちゃんと外部専門家にチェックを受けて、正しく申告してますよ、というアピールになるのではないかと考えています。
最後に今回かかった費用概算を載せておきます。
あとは申告書の印刷代が少々かかっているくらいです。
約4万ほどで、会計知識も勉強しながら効率的に確定申告できるなら、一度チャレンジしてみる意義はあるのではないでしょうか。
今回非常にいい経験になりました。
今後もコツコツと商売を発展させて、早く税理士さんに頼めるくらいの規模にしていきたいです。
おわり
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