Money Think

お金について、勉強した事、実践している事などざっくばらんに綴ります

怠け者でも出来る!資産運用方法〜その2〜

こんにちは。健四郎です。

 

前回の記事の続きです。↓

moneythink.hatenablog.com

 

今回は大事な資産配分(アセットアロケーション)についてお話しします。

ちなみに、資産配分は読んで字のごとく自分が持っている資産(貯金、株、債券、不動産など)をそれぞれどのくらいの割合で持つか決めるものです。

 

 

 

自分に合った資産配分(アセットアロケーション)をオーダーメイドしよう

実はどの銘柄を、どのファンドを選ぶかよりもこの資産配分がかなり重要になってきます。運用成績の9割はこの配分で決まるとも言われています。

 この資産配分には特に正解はなく、個人の状況によってベストな答えが変わってくるものです。

なぜなら、投資開始年齢、収入額、健康状態、性格、貯金、借金の有無はそれぞれ個人差がありますが、それによりリスク資産を多くとれる方なのか、また少ない方がいいのかは当然変わってくるからです。

 

ですので、まずは自分の状況を振り返ってみる必要があります。

 

 

 

[参考例:20代会社員、健四郎]

僕の場合は、20代後半、収入500万、健康状態問題なし、借金なし、でしたので比較的リスクは多くとれる状況でした。

 

さらにそこから毎月生活費にいくらかかっているかを確認し、1年分の生活費+αは手元に残す事にしました。

 

 

結果として僕の資産配分は6:4(無リスク資産:リスク資産)となりました。

 

今後は生活の余裕を見ながら積み立てで5:5まで引き上げれたらいいなと思っています。

 

 

つまり僕の場合はいくら投資するか決めるのではなく、無リスク資産で持っていたい金額を先に決める事で、リスク資産に投資する割合を決めました。(リスク許容度から考えました)

 

 

以上が、僕の場合の例です。

配分を考える上で参考にしていただければ幸いです。

 

 

ただ何度も言いますがここは本当に個人差があるので、自分の状況をしっかりと見直した上で配分を決められた方がいいでしょう。

 

 

特に借金がある方や、生活費を差し引くと収支マイナスな人は、いったんここで投資をするべきかどうかを考え直した方がいいかもしれません。優先順位が違う可能性があります。

  

 

 

では、全体の資産配分が決まったら次にリスク資産の配分を決めていきましょう。

 

 

リスク資産の資産配分(アセットアロケーション)を決める

先ほどはリスク許容度から全体の資産配分を導きだしました。

次は自分のリスク選好度からリスク資産の配分を決めていきます。

 

まず自分のリスク選好度がどれくらいなのかは、前回紹介した参考文献の383ページ「投資対象と安眠度」が参考になると思います。

 

 

 

 

ここには代表的なリスク資産(株や債券など)の税引き前期待リターン、必要投資期間、リスク水準などが一覧表で書いてあり、そのリスク(価値の振れ幅)の大きさによって安眠度が(熟睡~深刻な不眠症まで)表されています。

 

これを見て自分がどの程度までならリスクを選好することが出来るのか、どの程度までなら安眠しながら投資できるのか考えます。

 

 

 

僕の場合は代表的なリスク資産である株と債券に投資をしようと考えました。

ただ債券は現在金利がマイナスで満期まで持つと必ずマイナスのリターンとなるので今時点で保有するのは辞めました。

もちろん、株と値動きが違う債券を入れれば分散効果が働いてポートフォリオのリスクが下がる事は期待できるので、今後年齢を重ねてリスクを今よりも取れなくなってきた時に、状況を見ながら組み入れていこうと思います。

 

 

ということで、現在の僕のリスク資産の内訳はすべて株式のインデックスファンドで構成されることになりました。(外国株7:新興国株2:日本株1)

 

 

どうでしょう?かなり強気(リスクをとり過ぎ)の配分だと思いますか?

 

 

 

ただ資産全体で見るとリスク資産は4割なので、仮にリーマンショック級の暴落が起きて40%リスク資産が毀損しても、全体で見ると15,6%ほどのダメージにしかなりません。

 

これならば耐えられる(安眠出来る)だろうという考えてリスクをとっています。

 

 

 

 

しかし、人によってはその精神的なダメージも違ってきます。

いくら全体で見て「たった数%の下落だから」といっても耐えられない、安眠できないという人はいると思います。

 

 

そういった人はより値動きの少ない資産で運用することが勧められるかと思います。

 

 

 

そういった事もふまえて自分のリスク選好度を考えてから、リスク資産の配分を決めるといいでしょう。

 

それさえ決まれば、後の外国市場(先進国)、日本市場、新興国市場にいくらずつ投資するかというのは好みの問題です。

 

より世界全体に分散投資するというのを徹底したい場合は、世界の時価総額加重平均で配分したり、GDP比でいくつかのファンドを組み合わせて配分する人がいるようです。

 

 

 

僕の場合は一番ウエイトが大きいのが先進国市場7割、日本はその一部でしかないので1割、新興国は今後伸びが期待できそうなので2割と、感覚で決めました。

リスク管理さえ出来れば、後は気楽でいいと思ってます。笑)

 

 

 

他の方の割合を知りたければ、Googleで「インデックス投資 アセットアロケーション」と入力すれば資産配分を公開しているインデックスブロガーの方々のブログが出てくると思います。

 

 

そういったものなども参考にしながら、自分の考えで比率を決められるといいのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

・・・・長くなりました。

次の記事で最終です。個別のインデックスファンドを選ぶ際の選び方とその後の管理について書きたいと思います。

よろしくどうぞ。