Money Think

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意外に簡単?freeeを使った開業届の出し方

 

こんにちは、健四郎です。

 

今日は秋に予定している太陽光発電事業のために、開業届の出し方を税務署に聴きにいきました。

 

人生初めての開業届ですが、意外に動いてみると簡単に出来るもんですね。

 

不確定事項があって提出自体はまだ先になりますが、今日は開業届について調べたのでまとめてみます。

 

 

1.開業届はどういう時に出すの?

 

今までサラリーマンをしていて、まだ確定申告も一度も経験した事がないぼく。

 

そもそもなんで開業届けを出す必要があるのか?という所から整理します。

 

国税庁のホームページを見ると開業届の手続き対象者は、「新たに事業所得、不動産所得又は山林所得を生ずべき事業の開始等をした方」と記載されています。

 

この事業の定義は、「反復、継続、独立している仕事」ということらしいです。

 

今回僕の場合は太陽光発電所の設置による売電が事業にあたります。

 

ゆくゆく考えている不動産賃貸業もそうですね。

 

友達にいらなくなったチケットを売ったりするのは、反復、継続するものではないのでこれには該当しないようです。

 

ただ、調べてみると開業届を出さなくても特にペナルティはないようなんですね。

 

じゃあなんで出すのか?と言うと、青色申告を申請するには開業届の提出が必須だからです。

 

青色申告のメリットは色々あるようですが、一番はなんといっても最大65万円の特別控除を受ける事が出来ることでしょう。

 

事業を始めたばかりで儲けが少ない時期に、このまとまった控除枠を獲得しない手はないです。

 

特に太陽光発電は維持費があまりないので、課税対象額を少なくして手残りを増やす為には必要な事でしょう。

 

2.開業届はいつまでに出すのか?

 

期限は「事業の開始等の事実があった日から1月以内に提出してください。なお、提出期限が土・日曜日・祝日等に当たる場合は、これらの日の翌日が期限となります。

国税庁ホームページには記載されています。

 

今日税務署に行って聴いてみた所、僕の場合は太陽光発電所が稼働して、売電を開始した日が事業開始日にあたるようです。

 

3.開業届はどう書くのか?

 

これが初めてだと一番のハードルかと思います。

 

様式自体は国税庁のホームページに行けばダンウンロード出来ます。

 

書き方もPDFファイルがあるけど、表現が硬くて分かりにくい・・・

 

そこで僕は、こちらのサービスを使いました。

 

開業freee

 

有名なクラウド会計サービスfreeeの開業届を簡単に作成出来るサービスです。

 

もちろん登録無料で使用出来ます。

 

4.freee開業で開業届を作成してみた

 

実際に使ってみました。

 

まず会員登録を済ませて、「今すぐ開業準備を始める」をクリックするとこんな画面になります。

 

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それぞれの項目をクリックすると入力出来ます。

 

質問項目を埋めて保存します。

 

ちなみに、あとで入力した項目が反映されたPDFが作成されるのですが、記載してない所は空欄になるので不明な場合は無理に入力しなくても大丈夫です。

 

あとで分かった時点で手書きでも書き込めます。

 

 

すべて入力して「書類を提出する」をクリックすると、申請書が作成されます。

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「書類を確認する」をクリックすると、先ほどの入力内容が反映されたPDFが出てきます。

 

これを打ち出して、マイナンバーやハンコを押すと書類完成です。

 

それを管轄の税務署に提出すれば完了です。

(管轄の税務署も入力情報を元にfreeeで表示されます)

 

めちゃくちゃ簡単ですね!

 

さらに不明点があれば、この書類を持っていった上で税務署の方に質問すれば丁寧に教えてくれます。

 

とりあえず分からないから税務署に聴きにいこう!と、手ぶらで行くよりも分からない所が整理されますし、お勧めです。

 

また、開業届意外にも当然クラウド会計ソフトとしても使えるので、事業用の口座を作ってfreeeに登録しておけば、後の会計処理も楽ですね!

 

 

これで開業準備は整った・・・あとは完成を待つばかりです。